俺は、息子の俊次の夢を見た。
寝れないから、起きてきた。
小学生だった頃の、俊次が一人で、俺から離れた場所で泣いていた。
俊次は、今頃、元気だろうか?
もう、26歳になっているはずだ。
別れた妻によく言われた。
「あなた、家族って、いったい、何ですか?」と、
俺は、つらいよ。
あの世に行く前に、唯一残されたつらさだ。
俺が住んでいた、日本の自宅の隣に友人、北川吉明さんが、
11月30日に死去した。
昨年の10月10日は、仲間だった、大宮雅彰さんだ。
2人も、59歳で、死因はガンだった。
多くの友人が死んだ。
俺は、家族とも、多くの友人とも別れて、遠い異国に移住してしまった。
この地が、「終の棲家」だよ。
今、12月8日(木)朝3:20時だ。
窓の外の温度計は、零下27度Cになっている。
夜明け前には、零下30度Cに達するだろう。
モンゴル環境は、厳しいよ。
今日は、再婚相手のウルジェーと、5歳の娘と、3人でアパート
暮らしを始めるための、電気器具類の下見に行く予定だ。
彼女も、子どもが生まれる前に、相手の男が居なくなった。
心に傷を持った者同士だ。
お互いに助け合って生きてゆこう。
日本の自宅を買ってくれた人の、銀行ローンがまだ決着出来ていない。
今月中には大丈夫だろう。
俺は、この母子センターの「シャワー無し、水、暖房の不自由」から、
早く開放されたい。
暖かいお茶を飲んで、再びベッドで寝よう。