お父さんに「ありがとう」
5歳になったばっかりの、ユーチマーの手紙です。
いやー、うれしいですねえ。
5歳でも感謝できることに、
私も感激しました。
ユーチマーがいない。静かになった。
別の部屋で、静かに、何をしているかと思ったら、私に
手紙を書いていたのです。
一時間ほど書いていました。
現在、
私の机の右に大事に掲示しています。
私にとっては、「宝物」です。
内容は、
「いつも、外に連れて行ってくれて、 ありがとう」だそうです。
私も、感激しました。
ユーチマーは、生まれる前に、本当の父親は、逃亡です。
母親は、シングル・マザーで、私と再婚するまで、ユーチマー
は、祖母の所で、外出など、ほとんどしていなかったのです。
外出すれば、出費するし、その余裕がなかったのです。
私どもは、
3月ころから、外出には、いつも、ユーチマーも連れて行っています。
バスに乗る時も、3人で歩くときも、とても楽しく、はしゃいでいます。
最近では、スフバートル広場でも、私の肩にまたがるようになりました。
特に、小さな子には、 父親が必要ですね。
モンゴルには、父親のいない子がたくさんいます。
男は妊娠が判明したとたんに、逃げて、無責任です。
シングル・マザーは、苦労をしています。
私どもは、彼女に、
おもちゃもたくさん買ってやりました。
来月は、「キック・ボード」(9万Tgs)を買ってやる約束です。
身体を使う遊具は、
外で、運動するのに良いのです。
モンゴルでは、
「公共の無料の運動場などが無い。冬が長い。貧しい(栄養のバランスが悪い)。」
結果は、
大人も、子どもも、運動不足で、腹だけ大きいです。
人々は、変な体型が多いです。
私どもは、ユーチマーに、たくさん運動をさせています。
「日光浴、運動、栄養のバランス、清潔」を心がけています。
日本では当たり前ですが、モンゴルで実行するのは、実に、
大変なのです。
今日は、ナーダム最後の日です。
明日の月曜日から人々は、再稼動です。